こんにちは、ショウヘイです。
また、私のもとに迷惑メールが届きましたよ。
表題は「お使いのApp.iPhone Store-ID がロックされます. サービス」というもの。
Appleからのメールを装っています。
この迷惑メールは、かなり巧妙です。
Appleと名乗る者からのメール。
Appleと名乗る、不審なメールの内容がこちら。
Appleを装ったメールで、今までの迷惑メールの中では、わりとよくできている（表現が良くないかな）ほうの部類です。
メールの差出人は「Apple」となっていて、メールアドレスも「appleacc@id.apple.com」となっていて、一見Appleからの正式なメールのように思えます。
が、差出人のアドレスは、いかようにも設定することが可能なので、これに騙されてはいけません。
表題を見てみると、「お使いのApp.iPhone Store-ID がロックされます. サービス」という、日本語としてちょっと違和感のあるもので、ここで怪しいなと思うわけです。
本文を見ると、違和感のある部分がちらほら。
例えば、「アカウントの有効性を確認できませんでした、ファイルに関するお支払い情報」という部分は、意味が通じているようで、いまいち理解しにくいですね。
途中の読点「、」の前の文章と後ろの文章の繋がりが不自然です。
また、本文の最後の方で「24時間以内に情報を更新により継続が可能です」という部分は、「情報を更新により」ではなくて、「情報を更新することにより」としないと、変ですよね。
ここまでで、相当怪しいメールとわかります。
リンクが貼ってあり、このリンクが一見「https://secure.apple.com/jp/shop/sign_in?c=…」となっていて、Appleの正式なURLのように見えますが、これがフェイクになっています。
つまり、リンク先のURLは「http://account.apple.com.logincu.org/」というものであり、Appleとはまったく関係ないサイトです。
このURLをトレンドマイクロのSite Safety Centerで確認してみました。
global.sitesafety.trendmicro.com
すると…
URLの途中に、「http://account.apple.com.logincu.org/」とあるので、いかにもAppleっぽく見えますが、これはそう誤解させるための罠で、この部分もいかようにも設定できます。
やっぱり危険なサイトですね。
個人情報を収集するためのサイトのようです。
というわけで、これは迷惑メール確定です。
ともかく怪しいメールのリンク先のサイトに、個人情報を入力しちゃいけません。
ましてや、クレジットカード番号など、個人のカード情報なんか入力してはいけません。
ともかく、この手のメールが来たら、気をつけましょう。
特に注意すべきだと思ったこと。
今回届いた、Appleを装った迷惑メールは、2019年9月10日に届きました。
2019年9月10日（現地時間）は、Appleの新製品発表会があった日です。
この日、iPhoneの新モデルiPhone 11などが発表されたわけですが、そういったAppleのイベントの日と同日に、このようなAppleを装った迷惑メールを送りつけてくるというところが、巧妙な感じがしました。
Appleの新製品発表会があるという日に、Appleを名乗るところからメールが届いたとなると、特に考えずメールを開けようと思ってしまいそうです。
また、その勢いで、リンクをタッチしてしまいそう…。
そんなメールが届いても、慌てず、よく確認しましょう。
過去に届いたAppleを装ったメール。
過去にも私のもとには、いろいろなところから迷惑メールが届きます。
ともかく、変だな、怪しいなと思ったメールが届いたら、注意！
リンクをクリックしない！
個人情報を入力しない！
個人情報を入力する際は、メールをよく確認しましょう。
ということで、気をつけましょうね。
以上、「【注意】お使いのApp.iPhone Store-ID がロックされます. サービスというAppleをかたる迷惑メールが届きました」でした。
