こんにちは、ショウヘイです。
2019年12月26日24時55分~放送、フジテレビ「世界で一番怖い答え」第2弾を見ました。
端的に言うと、ありふれた日常の一コマを見て、その裏に隠された“恐怖”の答えを当てるというクイズ番組です。
以前にも放送はありましたが、今回はその第2弾。
私は第2弾を期待していたので、今回それが叶って嬉しいです。
フジテレビ「世界で一番怖い答え」第2弾の内容。
「怖い」に特化した禁断のクイズ番組。
ホラー作家の長江俊和さん、ホラー作家の藤白圭さんが、最恐の問題を作成。
今回は、『リング』鈴木光司さん、『金田一少年の事件簿』樹林伸さんも参加。
司会は有田哲平さん。
解答者は、井森美幸さん、みちょぱさん、澤部佑(ハライチ)さん。
(みちょぱさんは、第1弾に引き続き)
不正解だが怖い答えなら、ナイスホラー1ポイント獲得
クイズに正解したら、ナイスホラー2ポイント獲得
正解よりも怖い答えなら、ナイスホラー3ポイント獲得
(不適切な答えは、バッドホラーでマイナスポイント→今回は無し)
最高得点を獲得したら、ナイスホラリストの称号がもらえます。
第1問 まくら
(問題提供:小林丸々)
僕の腕をつかんで、彼女は言った
「ごめんね、わたしのわがままで別れる事になって…」
3年間、同棲していた彼女と別れる事になった
「一緒に買った家具や家電はこここに残しておくわ。これだけは持っていくね…枕…」
こうして別れが現実になってくると、悲しみが一気に押し寄せてくる
ポタポタと床に雫が落ちた
「私、枕が急に変わると寝れないタイプだから」
そこから先の話は聞き取れなかった
彼女が部屋を出ていったからだ
問題:この物語の結末は?
解答者の答え
- 井森「彼女が戻ってきて謝ってきた」
- みちょぱ「別れ=死、枕=腕枕=腕、雫=血」
- 澤部「その直後、泣きながら戻ってきた彼女」
答え:彼女に腕を切り落とされた彼が死んだ
彼女が持っていくといった枕は…実は彼の腕枕
つまり、彼女は彼の腕を切って持っていったのだ
ポタポタと床に落ちる雫は彼の血だった
- みちょぱ…ナイスホラー 2pt
第2問 肝試し
(「意味が分かると慄く話」藤白圭より)
大好きな彼と一緒に肝試しに出かけた
お化けが出るという噂がある地元の廃墟
右手に懐中電灯を持った彼が足元を照らしてくれる
ゆっくり、ゆっくりと、歩いていた、その時…
「ひゃ」
突然の物音にビックリして、私は咄嗟に彼の腕にしがみついた
完全に怖くなってしまった私はそれ以降、目を開ける事が出来なかった
彼の腕をしっかりとつかみ、歩いていく…
「大丈夫、怖くないよ」
私の右耳に呟く声が聞こえる
一瞬、嬉しかったけど、私はある事に気づいてゾッとした
問題:なぜ、ゾッとした?
解答者の答え
- 井森「彼だと思っていた腕が、実は他の男の人だった」
- みちょぱ「声がめちゃくちゃ低かった」
- 澤部「彼氏が腕だけになってた」
答え:「大丈夫、怖くないよ」と言ったのは、彼ではなかったから
懐中電灯を持った彼の右腕にしがみついた彼女
その彼女の右耳に彼が囁くことは、体勢的に無理がある
つまり、彼女に囁いたのは、廃墟に漂う霊だったのかもしれない
- みちょぱ、澤部…ナイスホラー 1pt
第3問 連続誘拐事件
(長江俊和作。映像問題なので、映像を見ないとわからないです)
連続女性誘拐事件の被害者の証言を撮影した映像
左の女性「お忙しい中、捜査にご協力、ありがとうございます。早速なんですけど、具体的な被害内容…お願いしていいですか?」
右の女性(被害者)「あの、無言電話ですかね。あと、殺害予告のメールが届いたり…たぶん盗聴されていると思うんです」
左の女性「お部屋を?」
右の女性「はい。あと、尾行ですね。どんどん、自分に近づいてくる感じがする」
左の女性「歩いている時に?」
右の女性「はい。存在自体が、どんどん私に近づいてきているなという感じがしてて…連続誘拐殺人犯は捕まっていないじゃないですか。それなのかな?と本当に、すごい怖くて」
左の女性「大丈夫ですよ。我々を信用してください。もう大丈夫ですから。あったっこといろいろ聞かせてくださいね。守ります」
カメラが右の女性に近づく
右の女性「はい」
左の女性「それで、犯人は見ましたか?」
右の女性「それが、はっきりとは見てないんですけど、たぶん一人じゃないような気がしていて…」
左の女性「一人じゃない?」
カメラが右の女性にさらに近づき、顔のアップ
右の女性「はい、たぶん、二人だったと思います」
問題:この後、明らかになったゾッとする事実とは?
解答者の答え
- 井森「実は(右の)女性が被害者のフリをした犯人だった」
- みちょぱ「家に来た2人が犯人」
- 澤部「インタビュアー(左の女性)とカメラマンが犯人」
答え:事情聴取をしていた2人が犯人
(ビデオの続き)
左の女性「わかりました。情報の提供ありがとうございました。とても助かりましたよ」
右の女性「よろしくおねがいします」
左の女性がカメラを横目でチラッと見る………
・・・
左の女性が、自分たちのことをどこまで知っているのか、それを探るために、刑事と偽り事情聴取を行うという名目で、女性宅に上がり、このビデオを撮影していたのだ
よく見ると、かばんの中にロープを忍ばせていたことも、ビデオには映っていた
つまり、この映像は、女性が襲われた様子が撮影されたものだった
これ以降、女性の行方はわかっていない
有田's EYE…「連続女性誘拐事件の被害者の証言を撮影した映像」最初のタイトルに答えが提示されていた
第4問 小屋
(鈴木光司作)
小学生の僕は、友人のA君と空き地でキャッチボールをしていた
その空き地の隣には掘っ建て小屋があり、「怖いおじさんが住んでいて、何をするかわからないから、絶対に近付かないように」と常日頃言われていた
「あっ!?」
とりそこねたボールは、運悪く小屋の玄関内へ
僕らは、勇気をふるいおこして、ボールを取りにいったところ、玄関の奥に立つ老人は意外と優しく、ボールを投げてよこしてくれた
僕らは「小屋のおじさん全然怖くなかったね~」と笑い合った
すると、その会話を聞いていた、向かいの家の住人が青ざめた
向かいの住人によると、その小屋は空き家だという
「じゃあ、さっき見たのは一体!?」
もう一度、僕らはその小屋へ行ってみると…やはり一人の老人がいた
「向かいの家の方から、ここって空き家だと聞いたんですが」と伝えたところ
優しかったおじさんは、目を見開き、呟いた
僕らはその言葉にゾッとした
問題:おじさんは、なんと言った?
解答者の答え
- 井森「空いてなんかないよ」
- みちょぱ「向かいの家のやつが悪いやつで、老人の事が嫌いで存在を消した」
- 澤部「おととい引っ越して来ました」
答え:「空き家は向かいの家だよ」
つまり、最初に空き家だと教えてくれた向かいの住人の家が本当の空き家だった
では先ほど会話をした向かいの住人は誰だったのか?
見知らぬ他人が住みついていたのか…あるいは幽霊だったのか…
第5問 エレベーター
(「意味が分かると慄く話」藤白圭より)
友人のマンションで宅飲みをしていた
終電も近くなったので、私は帰る事にした
エレベーターに乗ると、途中の階で停止した
扉が開くと、物凄い形相をした女が、包丁片手に奇声を上げて入ってこようとした
「殺される!!」
そう思った私は女を力いっぱい突き飛ばした
そして、彼女が尻餅をついたところで、「閉」ボタンを連打した
なんとか1階に着き、私はマンションを後にする事ができた
だが翌日、私は昨日の事をとても後悔する事になった
問題:なぜ、後悔した?
解答者の答え
- 井森「翌日のニュースで、友達が殺されてしまった事を知った」
- みちょぱ「突き飛ばした時に、そのまま包丁が刺さって殺しちゃった」
- 澤部「その女性は、誰かにおそわれて逃げていた」
答え:突き飛ばした女性が、殺害されたから
実は、エレベーターに乗り込もうとしていた女性は、犯人に追いかけられていた
彼女は犯人に殺されると思い物凄い形相で逃げていた
手には抵抗するための包丁を持っていたのだが…
その包丁で犯人に殺されてしまった
- 澤部…ナイスホラー 2pt
第6問 おばあちゃん
(問題提供:藤白圭)
私のおばあちゃんは、おじいちゃんが亡くなってからちょっと元気がない
夜中に突然、一人で徘徊するようにもなった
危ないので、お父さんが我が家に引き取る事にした
昼間は、お父さんは仕事、私は学校があるので、おばあちゃんの世話はもっぱらお母さんの仕事だ
もともと几帳面で面倒見のいいお母さんは、文句を言わずに一生懸命、世話をしていたが毎日大変そうだ
「ご飯が出来たから、起こしてきてくれる?」
ある朝、朝食が出来たのでおばあちゃんを起こしてきてくれと、お母さんに頼まれた
2階にあがり、おばあちゃんの部屋をのぞくが…誰もいない
「おかしいなぁ」
もしかして、また徘徊癖が出たのかと、私は咄嗟に部屋の窓を開けた
「えっウソ!!」
窓の外には、転落し横たわったまま、動かないおばあちゃん
私は急いで救急車を呼ぼうとしたのだが…ふとある事に気づいてゾッとした
問題:なぜ、ゾッとした?
解答者の答え
- 井森「お母さんの大変さを知っていたので、楽にしてあげたくて、あえて救急車を呼ばなかった」
- みちょぱ「転落して洋服がめくれてて、おばあちゃんだと思っていたのが男だった」
- 澤部「おじいちゃんも同じ死に方だった」
答え:おばあちゃんは殺されたから
もしおばあちゃんが誤って窓の外に落ちたのなら、窓は開けっぱなしになっているはずである
しかし、窓は閉められた状態だった
つまり、誰かがおばあちゃんを2階から突き落として、その後、窓を閉めたのである
その誰かとは…介護に疲れたお母さんだったのかもしれない
- みちょぱ、澤部…ナイスホラー 1pt
- 井森…ナイスホラー 3pt
有田's EYE…お母さんは几帳面だから、つい窓を閉めてしまった
第7問 ディナー
(樹林伸作)
「美味しいわね、このテリーヌ」
私は好意を寄せている、外科医の男性の家で、ディナーを楽しんでいた
その外科医に私は”ある秘密”を打ち明けた
「わたし、過去に腎臓移植を受けた事があるの」
ドナーは双子の姉だった
手術後、私は『奇妙な感覚』を体験していた
それは双子の姉の『記憶』だった
人間は他人の体の一部を取り込んだ時、その人の記憶や感覚を同時に受け入れる事になるのかもしれない
そんな考えを外科医である彼に伝えると…
「それは同感だよ、実は僕にもそんな経験があるんだ」
「えっ、そうなの?」
「いや、僕は手術を受けた経験はないんだけどね」
「でも、自分ではないような記憶や感覚を、たくさん感じる事があるんだ」
「それ、私と一緒ね」
「ああ、だからすごく共感するよ」
同じような事を経験している彼
私は運命的なものを感じたが、ある事に気づいてゾッとした
問題:なぜ、ゾッとした?
解答者の答え
- 井森「彼は、誰かの内蔵を食べたことがあった」
- みちょぱ「彼は人間の体の一部を食べていた」
- 澤部「人の肉を使ったテリーヌ」
答え:外科医が患者の臓器を食べていたから
外科医は手術を受けた事がないと言っていた。
それなのに、なぜ他人の記憶があるのか?
彼が外科医である事を考えると…手術によって切除した患者の臓器を処分すると偽って持ち帰り、料理して食べていた
そうやって『取り込んだ』臓器の記憶を、彼は感じていたのだ
- 井森、みちょぱ、澤部…ナイスホラー 2pt
有田's EYE…食べているテリーヌも、もしかして…
第8問 一人暮らし
(映像問題なので、映像を見ないとわからないです)
~これは一人暮らしの部屋を撮影した映像である~
布団から起き上がる女性、クローゼットから赤いパーカーを着る
洗面台で歯を磨く女性
冷蔵庫を開ける女性、ペットボトルのお茶を飲む
玉子を溶いて料理
「いただきます」料理を食べる女性
写真立てを見て伏せる女性
クローゼットの上から箱を取り出し、またクローゼットにしまう
問題:この後起こったゾッとする出来事とは?
解答者の答え
- 井森「箱の中に彼がいる」
- みちょぱ「彼女がストーカーしてた男の家」
- 澤部「男の人が帰って来た」
答え:本当の住人が帰ってきた
(ビデオの続き)
扉の音
咄嗟に部屋の電気を消す女性
男性が入ってくる
女性はいない
ふせた写真立てに気づく男性
部屋にしかけていたビデオカメラを手に取って確認
クローゼットのすきまからのぞく女性
・・・
この部屋は、彼女の部屋ではなかった
男性に好意を寄せていた女性が、勝手に忍び込んでいただけだった
よく見ると、この部屋が男性の一人暮らしの部屋だったことがわかる
歯ブラシが青色だったり、便座が上がったままになっていたり、クローゼットの服がすべて男性のものだったり
部屋に設置されたビデオカメラは、以前から不審に思っていた男性が取り付けていたもの
後に、男性はビデオを見て、ゾッとした
- みちょぱ、澤部…ナイスホラー 2pt
2代目ナイスホラリストは、みちょぱさん、澤部さん。
「世界で一番怖い答え」第1弾
今回、「世界で一番怖い答え」の第2弾が放送されたわけですが、2019年8月16日に「世界で一番怖い答え」の第1弾が放送されました。
その内容や感想など、以前記事にしました。
ちなみに
ちなみに、「世界で一番怖い答え」には、長江俊和さんが問題出題者として参加しています。
長江俊和さんといえば、放送禁止シリーズです。
いわば、今回の「世界で一番怖い答え」の映像問題を、もっと本格的作り込んだ作品です。
私は長江俊和さんの作品が大好きです。
あと、藤白圭さんの「意味が分かると慄く話」から採用されています。
こちらも、どうぞ。
今回は、みちょぱさんと澤部さんの優勝でした。
今回も、みちょぱさんは冴えていましたね!
今回から映像問題があり、文字起こししにくいですw
でも、面白かった!
第3弾も期待します!
以上、「2019年12月26日放送 フジテレビ 世界で一番怖い答え 第2弾を見ました」でした。