こんにちは、ショウヘイです。
大野裕さんの著書「こころを健康にする本 ── くじけないで生きるヒント」を読みました。
この本は、日本経済新聞のコラム「こころの健康学」を書籍化したものです。
なので、ひとつひとつのお話がほぼ独立しているので、かいつまんで読むことができます。
くじけないで生きるヒント
この本は、大きく4章となっていて、それぞれ春夏秋冬に分けられています。
おおまかに言うと、春は学校や会社での振る舞い方など、夏は子供の心理など、秋は一般的な心の話、冬はお正月や受験や震災などの話となっていると思います。
もちろん、それ以外の話もあります。
ひとつひとつの話は、短い話なので、すらすらと読めます。
自分にとって、興味のある部分をかいつまんで読むのが良いかなと思います。
この本は、その4章以外に、第2部として、認知行動療法についても書かれています。
認知行動療法とは、現実を自分独自の歪んだ受け取り方や見方をうまく修正して、気持ちをコントロールしていく心理療法です。
自分が不安な状態になっていると、「何か良からぬことが起こるのではないか」などの考えがすぐに頭に浮かぶようになったりします。
そういった自動思考をうまく修正することでストレスを和らげていこうというものです。
その認知行動療法について、おおまかなことが書かれています。
認知行動療法を実践するとなると、以前に読んだ「こころが晴れるノート:うつと不安の認知療法自習帳」が参考になると思います。
認知行動療法については、私自身はかなりざっくりとしたやり方で実践しています。
それは、気持ちが揺らいだ事実をノートの上半分に記入し、その下にポジティブなことを書くというもの。
一応、これだけでも、自分のモヤモヤとした気持ちを吐き出す場所になっているので、若干気持ちが楽になっているような気がしています。
それはともかく、この本のそれぞれのコラムは、自分の生活の手助けになる部分もあると思うので、ちょっとモヤモヤした気分の時は、本をペラペラとめくって参考にすると良いと思います。
以上、「大野裕さんの著書こころを健康にする本 ── くじけないで生きるヒントを読みました」でした。