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大野裕さんの著書「こころが晴れるノート:うつと不安の認知療法自習帳」を読みました。

こんにちは、ショウヘイです。

大野裕さんの著書「こころが晴れるノート:うつと不安の認知療法自習帳」を読みました。

こころが晴れるノート:うつと不安の認知療法自習帳

これは、読むための本というだけでなく、自分が実際に書いたり試したりする本だと思います。

個人的には、ちょっとハードルが高い本だなと思いました。

認知療法

認知とは、現実の受け取り方や物の見方のことです。

なので、人は現実をそのまま受け取っていなくて、自分独自の受け取り方や見方の影響を受けつつ、現実を捉えているということです。

そういった認知により、歪んだ思考方法や考えが自然に浮かぶ自動思考が起こっています。

たとえば、自分が不安な状態になっていると、「何か良からぬことが起こるのではないか」とか「この先自分は対処できなくなって途方に暮れる」というような考えがすぐに頭に浮かぶようになったりします。

そういった「認知の歪み」に焦点を当てて、認知や自動思考をうまく修正することでストレスを和らげていこうという心理療法です。

自分の気持ちによって、現実の捉え方は左右されてしまいがちですよね。

現実を冷静に受け止める方法を知りたいと思い、この「こころが晴れるノート:うつと不安の認知療法自習帳」を買って読んでみました。 

こころが晴れるノート

こころが晴れるノートは、わりと薄い本ですが、中身は盛りだくさんのような気がします。

実際に問題の解決を行う上で、状況や自分の思いなどを紙に書いたりする練習をするのですが、それが6つモジュール)あります。

また、モジュール3の「バランスのよい考え方をしよう」では、7つのコラム法が紹介されています。

それ以外にも、練習のためにすることがたくさんあって、これらを一気にやろうとすると、これをやるだけで疲れてしまいそう。

そもそもこころが晴れていないときに行う練習なので、それでやる気が失せそうなんですが…。

で、結局、私は、新宿オーピー廣瀬クリニックの動画「不安・強迫を自力で治す」で先生が紹介しているやり方を参考にしました。

(約11分ころから)

具体的には、ノートの上部に事実を書き、その下にプラス思考のことを書くというもの。

やることはその2つだけで、行うハードルはとても低いので、作業を完結できる、やりきれるというのが良いなと思いました。

メンタルが凹んでいる時には、これくらい単純なことしかできないもんですよね…。

とりあえず、私は不安が押し寄せた時に、ノートにこれらのことを書いてます。

もちろん、「こころが晴れるノート:うつと不安の認知療法自習帳」が役に立たないというわけじゃなく、今後、今書いている私のノートに、この本の内容が応用できたら良いなと思っています。

「こころが晴れるノート:うつと不安の認知療法自習帳」には、「よりよい眠りのための12のコツ」など、ちょっとした読み物もあって、ちょこちょこ参考図書として読むのがいいんじゃないかなぁと思っています。

こころが晴れるノート:うつと不安の認知療法自習帳

こころが晴れるノート:うつと不安の認知療法自習帳

 

以上、「大野裕さんの著書 こころが晴れるノート:うつと不安の認知療法自習帳を読みました」でした。