こんにちは、ショウヘイです。
先日、胃カメラをやってきました。
胃カメラといっても、口からカメラを入れるのではなくて、鼻から通す胃カメラ(経鼻内視鏡)です。
その経鼻内視鏡の体験談です。
ちょっと気持ち悪いという症状から
なんだか最近、食欲がなくて、あんまり食べられない状態が一ヶ月ほど続いていました。
朝食はグラノーラを少しだけ、昼食はサンドイッチを食べるのがやっと。
夕食は、なんとか普通の食事がとれてたかなという感じ。
明らかに以前と比べて食事の量が減り、徐々に体重が減少してきました。
1ヶ月で3キロくらい減少。
体重が減少して、ダイエットできた!なんて喜んでもいられず、かえって身体の不調に対する不安で精神的に気分が落ち込んでいました。
もしかしたら、悪い病気ではないか?とか、不安で不安で。
その不安で、また食べられなくて、体重が減少するという繰り返しの悪循環になってしまい、なんだか奈落の底に落ちていくようでした。
消化器内科へ
もう居ても立っても居られない状態になり、近所の消化器内科で診てもらうことになりました。
初診では、とりあえず1週間、胃薬で様子を見ましょうということになりました。
その胃薬を飲んで、一週間たち、どうも調子が良くならない…。
一週間後、再び消化器内科へ行き、症状をお医者さんに説明。
一度、胃を検査してみましょうということで、経鼻内視鏡をすることになりました。
たまたま診てもらった消化器内科が、経鼻内視鏡を取り扱っているということで、そういう手筈になりました。
しかも、再び診てもらった日の翌日に、経鼻内視鏡をやってもらえるとのこと。
かねがね、胃の内視鏡検査、胃カメラが世の中で一番怖いものの一つという私にとっては、生まれてこの方恐怖でしかなかったのですが、胃の不快感の原因をはっきりさせるため、やるしかないと踏ん切りをつけました。
そのためには、経鼻内視鏡をする日まで時間を空けたくない、胃カメラをやるというモチベーションをしぼませたくないという思いで、その翌日に経鼻内視鏡検査の枠がたまたま空いていたので、すぐさま予約を入れました。
経鼻内視鏡をやってもらう
経鼻内視鏡は、口からやる内視鏡よりも楽だという情報があります。
えずき、吐き気が少なく、経鼻内視鏡は苦しくないという情報を私は信じつつ、経鼻内視鏡に臨みました。
経鼻内視鏡を行う前日は、早めに夕食をとり消化の良いものを食べる、当日は食事禁止で水もなるべくとらないように。
そういった準備をして、朝一で消化器内科へ。
受付を済ませ、検査室へ。
体温や血圧を測定し、私の体調が良いことを確認されたあと、ベッドに横たわりました。
通りが良い鼻の穴、右か左かを申告して、そちらに麻酔薬をたらし、内視鏡の太さよりも少し細い棒を差し込みました。
それからしばらくして、その細い棒を抜き、今度は、内視鏡の太さくらいの棒をを差し込みました。
このときは、鼻がつんとするような痛みを少し感じつつも、そんなに苦痛はなかったです。
その後、その棒をはずし、経鼻内視鏡を挿入していきました。
この内視鏡挿入で、カメラが喉を通る時が、私はえずいてしまって、苦しかったなぁ。
カメラが十二指腸まで達する頃は、えずくことはなかったです。
十二指腸から胃、食道へとカメラが戻ってきて、喉を通る時が、これまた、かなりえずきましたね。
どうも、喉付近にカメラの先端があると、えずくみたいです、私は。
で、5,6分くらいで検査終了。
よだれと鼻水、涙だらだら。
その後すぐに「特に大きな問題はなかったですよ」とお医者さんに言われて、ほっとしました。
経鼻内視鏡を終えて
あらためて、お医者さんから検査結果の説明がありました。
十二指腸も胃も食道も喉も、特に大きな問題はなかったものの、ごく軽度の逆流性食道炎がありました。
これは、特に対処するほどのものではなく、またこれが胃の不快感や気持ち悪さの原因とは言い難いとのこと。
となると、胃以外の内臓が原因になっているかもしれないと言われ、後日出された血液検査の結果で見る限りは、そういった問題もなさそうとのこと。
じゃあ、精神的なものが原因なのでは、という結論に至りました。
お医者さんからは、食前の胃薬を出してもらって、様子を見ることになりました。
それからは、胃が気持ち悪いということも少なくなっていって、食欲ももとに戻りつつあります。
経鼻内視鏡の感想
心配性の私は、あらかじめ経鼻内視鏡の情報を集め、そこで経鼻内視鏡は楽だとか苦しくないとか期待していましたが、やってみるとそうでもなかったです。
えずいたり、オエッてなったり、苦しかったりは、ありましたし。
苦しいものは苦しいです。
あんまり期待しすぎず、気楽に構えすぎないほうが良いのではと思います。
私は口からの内視鏡検査はしたことがないので、よくわかりませんが、口からのよりは楽なのかもしれないないなぁという感覚はあります。
口内をカメラが通っていくのを想像すると、ヒヤヒヤする感覚を覚えるので。
でも、人によっては、経鼻内視鏡のほうが恐怖を覚えるような人(うちの母とか)もいるようです。
全く苦しくない内視鏡検査はないんだなと、あらためて思いました。
もちろん、麻酔で意識がない状態ならば、話は別ですが。
それにしても、自分の消化器に問題がほぼ無くて良かったです。
また、何年後かに胃カメラをやることになるのかと思うと、ゾッとしますが、ひとまず、ホッとしています。
以上、「鼻から通す胃カメラ(経鼻内視鏡)の体験談」でした。