こんにちは、ショウヘイです。
先日、東京に行ってきました。
ほとんど予定のない東京旅行です。
その前編に引き続き、後編(四日目と最終日)です。
東京旅行の予定。
東京旅行5日間のうち、1日だけは大学時代の友達と忘年会があり、ほかは特になんの予定もなしという旅行です。
まったく何もしないわけじゃなくて、何か行動に移します。
ただ予定がないので、その時の思いつきで、やりたいことやるということです。
そんな、無鉄砲で無計画な旅行で、前編(初日と二日目)では、宿泊している南千住の旅館の周辺をぶらぶら歩いたり、池袋や秋葉原へなんとなく出向いたりしました。
東京旅行の四日目と最終日。
三日目は、唯一の予定であった、友達との忘年会だけでした。
それはそれで楽しかったです。
四日目は、中野坂上に行きました。
中野坂上は、私にとっては、縁もゆかりもない場所。
ここに住んでいたわけでもないし、職場があったわけでもない。
ここに来た目的は、西新宿の高層ビル群を見るため。
だったら、地下鉄丸ノ内線の西新宿で降車すればいいのだけれど、これにはわけがあるのです。
もうかれこれ20年くらい前、まだ東京に住んでいた頃、この日と同じような場所から西新宿の高層ビル群を望むような形で新宿まで歩いたことがあるのです。
その出発点が、この中野坂上なのか、中野なのか、東中野なのか、定かに覚えていない。
あの頃、なんとなく特に考えもせず、そのへんをぼんやりと歩いていて、ある場所でとても素晴らしく西新宿の高層ビル群を見渡せる場所を見つけたという思い出があるのです。
その場所を探すために、この日、中野坂上に来てみたというわけです。
単なる一つの風景なのだけれど、どうしてもその場所を見つけたいという思いになりました。
もちろん、もうかれこれ20年くらいも前の話なので、その場所にビルとか建物が建てば、西新宿の高層ビル群を見渡すことはできない…というのは承知の上。
それでも、その場所が見つかればいいなと思いつつ、早速中野坂上周辺をぶらぶらしてみました。
しかし、この日は、この冬一番の寒さということで、ぶらぶらするだけでちょっと凍えてしまいそうになる。
以前、グーグルマップのストリートビューでこのあたりを探索してみたのだけれど、それらしい場所は見つかりませんでした。
あてがない中、標高の高さとかを考えつつ、歩くことにしました。
まず大久保に近づくような方向で、細かい道を歩きました。
この近辺は、坂道が多くて、結構キツイ坂もちらほら。
階段があったりもしました。
人が通るだけの道とか、近所の人しか知らなそうな道も歩いたりしました。
この辺は、結構な豪邸もあったり、一方で古いアパートもあったり、その混在っぷりがなんとも趣深い。
よくよく考えてみると、西新宿の高層ビル群を望むという目的だけじゃなくて、単にこういった都会の住宅街を歩くことだけでも、私にとってはとてもテンションの上がることなんだと思うわけで。
歩いているだけで、楽しい気分になってきます。
結局、本来の目的、あの頃に西新宿の高層ビル群を見渡した場所は、見つかりませんでした。
淀橋から西新宿の高層ビル群を望む光景は、かなり良い感じでしたが、自分の記憶をたどってみると、高層ビル群はもう少し小さく見えた気がする…。
もっと遠くから見渡したような、周辺の低層の建物によって、余計に際立った西新宿の林立した高層ビル群という風景だったと思う。
やはり、中野や東中野や、もっと北部の練馬とかそのへんから見たのかもしれない。
小一時間歩いているうちに、西新宿までたどり着きました。
センチュリーハイアットホテル、京王プラザ、東京都庁とかを横目に見つつ、新宿西口へと足を運びました。
新宿西口は、ヨドバシカメラやヤマダ電機があって、ちょっとした電気街でもあり、また飲み屋とかお食事処も多くあり、雑然とした繁華街。
その雑然さが、またホッとします。
東京に住んでいた頃は、よくこの辺をぶらぶらしていました。
電気街の秋葉原まで行くより、新宿西口のほうが近かったので、よく来ていました。
ソフマップの中古ゲーム屋さんがあって、そこをよく覗いた思い出があります。
ヨドバシカメラは、かつてはこの新宿西口店が、一番でかかったような気がする。
そんな懐かしい街をぶらぶらしつつ、相変わらずまたブックオフにも立ち寄ったりして、そのまま新宿駅南へ歩いていきました。
新宿駅南には、バスタ新宿ができてからは、私は初めて訪れました。
そのテラスから、ぼんやりとJR中央線と総武線の電車を眺めつつ、高島屋内の東急ハンズへ。
東急ハンズでは、クッションを買いました。
クッションは空気で膨らますタイプのもので、長い移動のときに、背中とイスの間に挟む用のもの。
帰りは高速バスに乗る予定なので、一応買っておくことにしました。
その後、新宿東口をぶらっと歩き、ちょっとお腹が空いたり疲れたのもあって、新宿サブナードにある、ねぎしでご飯を食べました。
ねぎしは、牛タンで有名なお店ですよね。
ねぎしは名古屋にお店はなくて、東京にいる時にしか行くことができないので、私としてはこの前のゴーゴーカレーと同じく、東京飯という位置づけになっています。
そこで、ランチを食べました。
その後、疲労もあり、もうやることないなと思い、南千住のホテルに帰ることに。
帰り道に、途中のコンビニで菓子やパンとか買って、ホテルの部屋へ。
夕飯は、それらを平らげて、終わり。
最終日は、昼前にJR東京駅の八重洲口から高速バスに乗り、帰りました。
結局、東京では、忘年会以外は、東京の巷をぶらぶらしてただけでした。
行き当たりばったりで、その日の朝ぐらいにどこへ行くか決めて、ぶらぶら。
テキトーに、気ままに移動して、何かする。
その何かは、今回の旅行ではぶらぶらでした。
これが、私個人としては、楽しい旅行。
あらかじめ予定を立て、いろんなことを決めて、旅行をするのも別に悪いわけじゃないんですが、一人旅なので、自分の意のままに軽い感じで行動したいわけです。
なので、旅行に出る場合、予定は一つぐらいに絞って、あとは特に何かをするという予定を立てず、のんびり過ごすのが自分には合っているんじゃないかなぁと思っています。
以上、「何もしない東京旅行2018冬(後編)」でした。