こんにちは、ショウヘイです。
ゲームウォッチを知っていますか?
ファミコンブームが起こる前に流行っていたのが、ゲームウォッチだと私は記憶しています。
ウォッチといっても、時計じゃなくてゲーム機です。
正しくは「ゲーム&ウォッチ」みたい。
ゲームウォッチのことをネットで検索してみたら、正しくは「ゲーム&ウォッチ」でした。
しかし、私たちは「ゲームウォッチ」と呼んでましたね。
「&」があることに気づいてなかったし、みんながそう呼んでいたので、「ゲームウォッチ」という呼び名が根付いていたんだと思います。
そういう経緯があるんで、「ゲームウォッチ」と呼ぶことにします。
元祖携帯型ゲーム機。
ゲームウォッチは、言うなれば元祖の携帯型ゲーム機です。
といっても、ゲームボーイよりももっと昔のもの。
もちろん、ニンテンドーDSというレベルのものではないです。
何しろ、ファミコンが出てくる前に発売されたものですから、ニンテンドーDSみたいな高度なことはできません。
一つのゲームウォッチで遊べるゲームは基本的に一つだけなんですから。
それでも、私たちは、興奮しましたねぇ。
ゲームは単純。
ゲームウォッチのゲームは、エンドレスでひたすら点数を稼ぐというのが基本。
ものを落とさないように運ぶ!とか、敵に捕まらないように宝物を取りに行き戻ってくる!とか。
ゲームが進むに連れて起こることといえば、ゲームスピードがアップしたり、少しの邪魔者が出てきたり等ぐらい。
ゲームの難易度が単純に上がる程度の変化しか起こらず、淡々とその限られたゲームシステムをこなしていく感じです。
まだそんな複雑なゲームシステムが存在しなかったわけですし、その当時の技術で表現できることは限られてましたから、ゲームはシンプルなものでした。
それでも楽しかった、私を含めた当時の子供たちは。
いろんなゲームウォッチ。
ゲームウォッチ(ゲーム&ウォッチ)という呼び名は、厳密には、任天堂のものを言いますが、任天堂以外にもゲームウォッチの範疇に入るものは出ていました。
しかし、子どもはお金持ちじゃないので、持っているものは限られていましたね。
私が持っていたのは、ジャッジというゲームウォッチだけでした。
ですから、持っていないゲームウォッチを友達から借りたりして、遊んでいましたね。
友達がたくさんいれば別ですが、様々な多くのゲームウォッチを遊ぶということは、なかなかできませんでしたね。
そりゃ、私もいろんなゲームウォッチで遊びたかったですけど、そんなに友達いなかったし!w
ファミコンという黒船。
しかし、そんなゲームウォッチのブームは、一気に消え去りました。
それは、ファミコンの登場。
ファミコンが、子どもたちの遊びの大半をかっさらって行きましたね。
私も友達も、完全にファミコンへシフト。
もうゲームウォッチは、捨てられたか、押し入れの奥深くにしまわれてしまったと思います。
それさえも、記憶に無いくらい。
それにしても、任天堂のゲームウォッチブームを任天堂のファミコンブームが押しのけた感じが、今考えてみるとなんかすごいですね。
その後のTVゲームの隆盛を見ると、そのブームをうまく見究めた任天堂の大勝利だなと思います。
ゲームウォッチは今。
そんな一時代を席巻したゲームウォッチですが、今も復刻版という形で遊ぶことはできます。
ニンテンドーDSのソフト「ゲーム&ウォッチ コレクション2 クラブニンテンドー限定」など、発売されています。
まぁ、これもニンテンドー3DSではなく、その前のニンテンドーDS用のソフトなんですよね。
時代はどんどん進んでいるなぁと感じてしまいます。
以上、「ファミコン前夜、ゲームウォッチ」でした。