2011年の宅建試験を経験して、ちょっと思ったことをつらつらと書いてみます。
宅建試験は、120分で50問の4択問題を解く試験です。
単純に、時間を問題数で割ると、1問当たり2分24秒で解答しなきゃならないという計算になります。
2分24秒で問題を読み、4つの選択肢を読み、答えるという作業を50回繰り返すわけです。
ここで注目してもらいたいのが、「読み」です。
問題文は、文章です。
選択肢も、数値等を除けば、ほぼ文章です。
絵とか写真とかは、問題文にも選択肢にも出てきません。
宅建の試験は、民法や宅建業法など、ほぼ法律に関する問題ですから、文章問題ばかりなのは、まぁ当然ですかね。
もちろん、すべて同じボリュームの問題ではありません。
問題文の長い短いもあれば、考えさせる問題もあります。
民法は、それぞれの事例が示されて、それを理解した上で、解答しなきゃならないので、特に時間がかかります。
宅建業法は、わりと知識問題が多いですから、時間はあまりかからないと思います。
それでも、選択肢の文章に引っ掛けを施しているものもあり、注意深く読解しなくてはなりません。
以上のことを考えると、早く正確に問題文を読み、問題を解くということが、宅建試験に必要な力だと思います。
宅建の勉強は、文章を早く正確に理解するということを心がけつつ、行うと良いでしょう。