こんにちは、ショウヘイです。
雨穴さんの著書「変な絵」を読みました。
私は、ミステリーが大好きです。
雨穴さんの前作の「変な家」と同様に、わかりやすくて面白かった!と思いました。
「変な家」から
この「変な絵」を読む前、雨穴さんの「変な家」を読みました。
その「変な家」を読むきっかけの話は、ブログに書きました。
もう、一年以上前に読んだんですねぇ…。
以前書きましたが、「消えていくカナの日記」という言葉がトレンドワードの上位にあって、私はなんとなく調べてみました。
「消えていくカナの日記」とは、「【奇妙なブログ】消えていくカナの日記 | オモコロ」のこと。
雨穴さんという方が書いたブログで、これを読んで、雨穴さんの作品面白いな!となったんですね。
フェイクドキュメンタリー(モキュメンタリー)というジャンルの作品が大好きな私にとって、面白くて面白くて、とても痺れました。
このブログの内容が「変な絵」の内容と被っているのかと思いきや、そうではなかったですね。
書籍「変な絵」
ネタバレになるのであんまり詳細に言えませんので、ざっくりと。
「変な絵」という題名の本なので、いろいろな絵が出てきます。
それぞれの絵が、何を意味しているのか?というのが、ポイント。
ただ、初見で絵の意味を自分なりに予想したところで、それが正解することはたぶん不可能だと思います。
読み進めていけば、絵の意味は自ずと分かるようになっているので、「はたしてこの絵は何を意味しているのだ?」と謎解きゲームのように考え過ぎず、絵のことを少しだけ気に留めつつ、軽く読んでいくのが良いのかなと思います。
それぞれの絵の意味と同じくらい重要になってくるポイントが、登場人物の関係と時間軸です。
人物と人物の関係は?
本を読み進めていく中で、「この人はこの人とそういう関係だったのね!」なんて、思うことしばしば。
また、どの人物がどの時代を生きているのか?というのも気にしておくと良いかもしれません。
まぁ、絵や図表などがわかりやすく描かれていて、親切に話を誘導してくれる本なので、一気に読めてしまいますね。
前作の「変な家」同様、話が面白すぎて、こういう話をもっと読みたいという気持ちになりました。
私の好きなミステリーシリーズ
私が好きなシリーズに、長江俊和さんの「放送禁止」「出版禁止」という作品があります。
こちらは、その話の内容の裏にある真実を見つける話で、基本的に最後までその真実が明かされることはありませんが、なんとなく分かるかなという体裁になっています。
体裁としては「変な絵」「変な家」とはちょっと違いますが、その不気味さは「変な絵」と共通していて、とてもそそられます。
というわけで、「変な絵」面白かったです。
以上、「雨穴さんの著書 変な絵 を読みました」でした。