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借金玉さんの著書「発達障害の僕が食える人に変わった すごい仕事術」を読みました。

こんにちは、ショウヘイです。

借金玉さんの著書「発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術」を読みました。

発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術

発達障害の話がメインですが、うつに関することや仕事の手順など、参考になることが多く書かれていると思いました。 

発達障害の僕が食える人に変わった すごい仕事術

この本は、注意欠陥・多動性障害のADHDや、人との関わりが難しい障害のASDのような発達障害と診断された借金玉さんが、生きていく上での知恵などが紹介された本です。

私は発達障害ではありませんが、精神の病を持っています。

そんな私にも、この本は参考になることが多く書かれていると思いました。

例えば、第1章のhack4では、「人生に迷ったら白い紙の中心に【打開】と書こう」という部分。

中心に書かれた言葉から、発想をどんどん広げて、そのまわりに思ったことをどんどん書いていくというもの。

中心の【打開】という言葉から発想を広げていけば、ポジティブな思考になっていくんじゃないかと思います。

紙に言葉を書いていくというのは、ちょっと前に読んだ「こころが晴れるノート:うつと不安の認知療法自習帳」のやり方にちょっと似ていますね。

自分の中の不安を紙に言葉として書くことは、思考の整理にとても役に立ちます。

もやもやっとしたことを言葉として可視化することで、自分の思考をあらためて認識し、その思考が極端だったり無理があったりしないかを検証することができます。

そのような認知療法よりも、借金玉さんの「人生に迷ったら白い紙の中心に【打開】と書こう」は、もっとポジティブなものだと思います。

【打開】というポジティブな言葉から、自分の思考を整理し次に取るべき行動を考えるものであり、認知療法と並列してやってもいいなと思いました。

あと、第5章のhack28の「うつ集中」は、とても共感できました。

「うつ集中」は、目の前のなにかに集中しそれから離れられなくなるというもの。

私は、よくこの「うつ集中」に似たことが起こっていると思っています。

最近は、不安なことが起こると、そのことが頭から離れられなくなり、そのことだけで頭がパンパンになることがあります。

ちょっと「うつ集中」とは違いますが、ひとつのことに酷くこだわってしまう部分は似ているかなと思います。

この本の中では、その対策として「五感遮断法」が有効となっています。

少し気力があれば、さきほどの「人生に迷ったら白い紙の中心に【打開】と書こう」も、有効かなと思いました。

それ以外にも、仕事、人間関係、生活習慣などで参考になることがたくさん書かれていて、自分の生き方に取り入れようと思うことしばしばでした。

発達障害ではない人でも、ためになる本だと思いました。

発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術

発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術

 

以上、「借金玉さんの著書 発達障害の僕が食える人に変わった すごい仕事術を読みました」でした。