羽根英樹さんの著書「イベントドリブントレード入門 価格変動の要因分析から導く出口戦略」を読みました。

こんにちは、ショウヘイです。

羽根英樹さんの著書「イベントドリブントレード入門 価格変動の要因分析から導く出口戦略 (現代の錬金術師シリーズ)」を読みました。

投資の本ですが、ちょっと一味違う投資の本です。

この本は、あるブログの参考図書として出ていた本で、気になって読んでみました。（あるブログが、どのブログかは忘れてしまいました…）

イベントドリブントレード。

イベントドリブンとは、会社のM&Aや合併などのイベントから、利益を得ようという戦略です。

この本では、株価指数、公募増資、TOB、株主優待、新規公開株などのイベントで、株価がどのような動きをする傾向にあるのかが紹介されています。

また、読者が自ら、そういったイベントドリブンを見つける手法までも紹介されています。

個人的には、第3章の公募増資の部分を興味深く読みました。

今、私自身の日常のトレードとして、公募増資や立会外分売に参加しているので、特に参考になりました。

立会外分売が行われることになった際、株価の動きはどのようになるか、貸借銘柄と非貸借銘柄の比較、市場別の比較などが細かく書かれています。

それ以外にも、オリンピックのようなスポーツイベントを挟んで、スポーツ用品製造企業の株価はどのように動くかとか、企業の不祥事で株価がどのように動くかなども考察されています。

こういった、イベントドリブンについて書かれた本に出会ったのが初めてな私としては、とても興味深く読むことができました。

内容が分厚いので、ちょこちょこ本をめくって、実際のトレードを行う際に参考にするのが良いんじゃないかと思います。

「入門」と書かれていますが、投資経験や知識はある程度必要だと思うので、投資中級者以上用の本だと思います。

私自身も、内容についていけない部分もあり、勉強が必要だなと思い知らされました。

しかし、面白い本です。

イベントドリブントレード入門 価格変動の要因分析から導く出口戦略 (現代の錬金術師シリーズ)

以上、「羽根英樹さんの著書 イベントドリブントレード入門 価格変動の要因分析から導く出口戦略を読みました」でした。