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百田尚樹さんの著書「夏の騎士」を読みました。

こんにちは、ショウヘイです。

百田尚樹さんの著書「夏の騎士」を読みました。

夏の騎士

とても面白かったです。

夏の騎士

夏の騎士は、本当に面白かったです。

もちろん今まで私が読んできた本も面白かったんですが、これは特に面白く感じました。

小説の内容は細かく言えませんが、友情、恋愛、サスペンス、冒険などなど盛りだくさんで、これらがこの話のテーマである勇気とつながっていきます。

小説を読む時、だいたい話の先を予想しながら読み進めていくのですが、この夏の騎士ではことごとく私の予想は外されていきました。

けれど、期待は裏切られませんでした。

なので、この先が読みたいと、どんどん読めてしまい、一気に読み終わりました。

面白いと思ったのは、自分と主人公が重なったからなのかもしれません。

主人公は現在43歳で、小学校6年生の自分を振り返っています。

今の私も同じような年齢であり、当時流行ったドラクエとか出てきて、とても親近感がありました。

また、小学校6年生の主人公の、まだ勇気を持つ前の弱々しい感じが、自分のことであるかのように痛いほど感じました。

この主人公は、勇気を得ました。

しかし、自分は勇気を持たずに、ここまで来てしまった感があります。

かつて経験しておくべきことを経験せずに来てしまった後悔を思いつつ、この夏の騎士を読み進めていくうちに、どこから発生したのか、なんとも言えない強い意志を自分の中に感じた気がします。

それは勇気ではなく、まだ意志の状態。

実際に思ったことを実行しなければ、それは勇気じゃないと思います。

なので、自分はまだ弱っちいままなんですが、この夏の騎士を読んで、何かを奮い起こす良いきっかけを作ってくれたと思っています。

それにしても、この夏の騎士を読み進めていく途中で残りページを確認したところ、この残りページ数で話がうまく終わるのかとヒヤヒヤしていました。

が、それは杞憂で、うまいこと、そして爽やかに話は終わり、私自身も読後すごく爽やかな気分になれました。

今思うと、私は後悔ばかりの人生でした。 

過去に戻って、あの時からやり直したい!なんてこと思うのは、しばしばです、恥ずかしながら。 

過去に戻ることは無理なんで、夏の騎士を読んで掴むことができた意志を大事にし、それを勇気と形を変えるような生き方をしていきたいと思います。  

以上、「百田尚樹さんの著書 夏の騎士を読みました」でした。