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長江俊和さんの著書「禁忌装置 (角川ホラー文庫)」を読みました。

こんにちは、ショウヘイです。

長江俊和さんの著書「禁忌装置 (角川ホラー文庫)」を読みました。

禁忌装置 (角川ホラー文庫)

この本は、2002年に「ゴーストシステム」という題名で出版されました。

長江さんにとって最初の長編小説です。

それがこのたび、「禁忌装置」という題名で、改訂されました。

長江俊和さん。

この禁忌装置の著者の長江俊和さんといえば、「放送禁止」で有名な方です。

放送禁止 DVD封印BOX2

放送禁止は、フジテレビで放送されていたフェイクドキュメンタリー(モキュメンタリー)ドラマです。

フェイクドキュメンタリーとは、ドキュメンタリーのように見える表現手法です。

ある事情で放送禁止となったVTRを、テレビ局の倉庫の中から見つけてきて、それを再編集し放送するというドラマです。

放送禁止の面白いところは、その映像を別の視点から見ると、まったく違う事実が浮かび上がるというもの。

放送禁止は、シリーズ化しています。

そんな放送禁止シリーズを手がけた長江俊和さんの著作には、出版禁止などがあります。

禁忌装置。

私は、禁忌装置の改訂前の作品、ゴーストシステムも読んだことがなかったので、この作品にふれるのは初めて。

放送禁止や出版禁止のような作品なのかなと思いきや、SFホラーのような話だと思いました。

現実に起こりうる話というよりは、SF要素が強いですね。

ただ、この本の中で引用されている「死者との交信の記録」の、イタリアのジェメリ神父、アメリカの神経研究家のジョージ・ミーク、ドイツのクラウス・シュライバーは、実在の人物です。

そして、「死者との交信の記録」は、電子音声現象として実際に研究されてきました。

参考:電子音声現象 - Wikipedia

この実在の人物による研究や学説などの引用という形は、放送禁止の中でも使われている手法ですよね。

確かに、放送禁止などの作品は、ゴーストシステムの後につながるものなんだなと感じられました。

放送禁止や出版禁止のような現実に即すリアルな恐怖というよりも、現実離れした恐怖ではありますが、興味深く読むことができました。

ちなみに、途中で出てくる数字の暗号のようなものは、読者が自力で解読できるものではありません。

アナグラムなどの言葉遊びの要素もないので、ちょっと物足りなさを感じるかもしれませんが、一見つながりのないような人たちが、徐々に結びついていく感じとか、少し気持ちよさを感じました。

禁忌装置 (角川ホラー文庫)

禁忌装置 (角川ホラー文庫)

 

以上、「長江俊和さんの著書 禁忌装置 (角川ホラー文庫)を読みました」でした。