こんにちは、ショウヘイです。
タカ大丸さんの著書「貧困脱出マニュアル」を読みました。
この本は、グッとくるものがありました。
店頭にて。
この本は、最近書店の店頭でよく見かける本。
分厚い本ですが、パラパラっと少し立ち読みしてみたところ、書いてあることがどんどん自分の中に吸収されるような印象でした。
その日は買わずに、家に帰ったんですが、ずっと頭の片隅にこの本のことがありました。
買おうか迷っていたところ、しばらくしたらKindleのセールで安くなっていたので、すかさず購入しました。
で、読んだところ、一気にガーッと読んでしまいました。
貧困脱出マニュアル。
本の名前が「貧困脱出マニュアル」なんで、マニュアルっぽい感じの内容なのかと思いきや、そういう感じじゃなくて、著者自身の生い立ちと、実体験や取材に基づく貧困から抜け出す方法が記されています。
その著者の考えが、すごく心に響いてきます。
特に、著者の家族の問題、特にDVに関することが含まれているので、読むのに少し抵抗があるかもしれませんが、その体験をしている著者だからこそ、貧困から抜け出す方法やお金を稼ぐことについての話に説得力があります。(※貧困やDVがあって良かったというのではなく、貧困やDVは絶対に無いほうが良く、ゼロであるべきこと)
また、著者は英語同時通訳であり、また翻訳者でもあるので、語学に関する話も盛り込まれています。
これから語学の勉強をしようと考えている人にとっても、読む価値はあると思います。
なぜ日本人は英語を中学や高校や大学で習っているのに、英語を話せる人が少ないかという問題の答えが、この本には明確に記されていて、これには思わず「そりゃそうだよね」と相づちを打ちました。
著者が引用したり、オススメしたりする本も、いろいろ紹介されていて、ちょっとこれらも読んでみたくなります。
それは「金持ち父さん」でおなじみロバート・キヨサキさんの本や、このブログでも紹介したエリック・パーカーさんの「残酷すぎる成功法則 9割まちがえる その常識を科学する」のようなビジネス本から、有吉弘行さんが関わっている竜兵会著「竜兵会―僕たちいわばサラリーマンです。出世術のすべてがここに」のようなタレント本まで、多岐にわたっています。
最後にオススメしている「紳竜の研究」というDVDも、手に入れることができたら、見てみたいなぁと思っています。
この本は、最初に「故・青木秀雄の思い出に」とありますが、これは本を読んでいくとわかります。
この本は、てんこもりの内容で丹念に読み進めたい本であり、もう一度二度と読み返したくなる本でもあります。
自分の心が揺さぶられるというか、この著者の凄みにしびれるというか、とにかく凄い本だなと思いました。
以上、「タカ大丸さんの著書 貧困脱出マニュアルを読みました」でした。