こんにちは、ショウヘイです。
蛭子能収さんの著書「ひとりぼっちを笑うな (角川oneテーマ21)」を読みました。
ベストセラーになった本ですね。
ミニマリズムの本を読んでいるうちに、この蛭子さんの本にたどり着きました。
蛭子さん。
この「ひとりぼっちを笑うな (角川oneテーマ21)」は、ベストセラーになりました。
蛭子能収さんは、テレビでおなじみですね。
本業は、漫画家。
しかし、今はテレビでタレント活動しているのをよく見ます。
本を書かないかと版社の人に言われたけれど、蛭子さんはあんまり乗り気じゃなかったみたいです。
でも、結局この本を書いて、ベストセラーになってしまったなんて、すごいですよね。
本の内容が、今を生きる人達の共感を読んでいるみたいです。
それは、本の題名からもわかるように、ひとりぼっちでもいいじゃないというところに、蛭子さんなりの生き方考え方が現れていて、それが受け入れられたからなのかもしれませんね。
ひとりぼっちを笑うな。
「ひとりぼっちを笑うな」では、蛭子さんの考え方や生き方、また蛭子さんのこれまでの人生とか思い出とかも書かれています。
蛭子さんの考え方は、私も概ね共感しました。
ミニマリズムに共通する点も結構あって、蛭子さんは物にこだわりがなく「物で自己表現してもしょうがない」と言っています。
あと、蛭子さんは休みの日の予定をきっちり決めるそうです。
無駄なものを省き、ブラッシュアップした生活をおくるところが、ミニマリズムに通ずるところがあるんじゃないかと思います。
もちろん、私個人としては、受け入れられないなという部分もありました。
蛭子さんは楽屋あいさつをしないと言っていますが、やっぱりあいさつはしたほうが良いんじゃないかと思うんですよね。
蛭子さんの言い分は理解できますが、ちょっと、うーむ…と思うところです。
とはいえ、ほとんどの部分は、蛭子さんの考えに共感します。
蛭子さんの言い分は意外と鋭くて、「大皿料理をみんなでつっつくのが嫌い」というのは、私も同感なんですが、なかなかそれを口に出して言いにくいところですよね。
あと、「血のつながりを信じない」とか「孤独を癒やさないペット」とか、それらについては私はうーむ…と思うところなんですが、そんなことをズバズバ言っている蛭子さんは、怖いもの知らずの面もあるんだなとも思います。
題名は「ひとりぼっちを笑うな」ですが、本の最後の方では、家族についての話が載っています。
なので、蛭子さんは、全然ひとりぼっちじゃないんですがねw
でも、前の奥さんを亡くされた時には、涙を流してしばらく鬱屈としていたみたいで、人間味のある部分も垣間見えます。
案外、自分の考えに正直なところとか、感傷的になってしまうところとか、蛭子さんは実はとても人間的な人なのかなと思います。
面白かったです。
以上、「蛭子能収さんの著書 ひとりぼっちを笑うなを読みました」でした。