こんにちは、ショウヘイです。
佐々木典士さんの著書「ぼくたちは習慣で、できている。」を読みました。
以前、佐々木さんの本を読ませていただき、今回読んだこの本も興味深く、とても参考になりました。
ミニマリズムの考え方より。
私が佐々木さんの本を読むのは、この前読んだ「ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -」以来2冊目。
この前の本には、基本的なミニマリズムについての考え方や、過ごし方とか生活に関しても言及されていました。
それに共感を覚え、今回この本を読みました。
ミニマリズムの考え方からさらに生活様式や生き方などを掘り下げた内容となっていると思います。
習慣とは。また良い習慣とは。
習慣とはほとんど何も考えずに行う行動のこと。
的を射た定義だと思います。
考える前に、体が自然と動いている、それも良いことをしているというのが、私の理想でもあります。
身近な例だと、階段の昇降は、無意識に行えるわけです。
右足をどの辺に下ろせばいいのかとか、いちいち考えなくても、自然と行える動作、つまり習慣ですよね。
生活の中で、普通に行うことや行うと良いことが習慣なのであれば良いのですが、あまり生活にメリットがないことや毒になることは習慣にしないようにしたいものです。
そんな負の習慣について、佐々木さんはお酒を例にしていましたが、私の場合は間食があたります。
一時的に得られる報酬(快楽)ではなく、未来に受ける大きな報酬を見るようにするのが、良い習慣なのですよね。
習慣を身につけるための50のステップ。
3章からは、習慣を身につけるための具体的なやり方が紹介されています。
50のステップは、巻末にそれぞれの表題がまとまっています。
悪い習慣を断ち、良い習慣を身につけるヒントが紹介され、その中で、いろいろな偉人の言葉が引用されていて面白いです。
また、そこここにミニマリズムの話が出てきます。
例えば、佐々木さんがヨガを習慣にできたのは、家の中にモノが少なくマットの出し入れしやすいからだという話があります。
確かに、なにか習慣的にやろうとするときに弊害になるものがあると、それだけでやる気が失せたり億劫になったり、習慣として定着しにくくになりますよね。
ミニマリズムの考え方は、良い習慣を身につけるためのサポート的な効果があるようです。
何かをやろうとする際にやる気が出ないという話が出てきますが、この対処法は、前に読んだ「科学的に元気になる方法集めました」にも同じようなことが書かれていて、「まず始める」ということが必要だそうです。
習慣を身につけるための具体的なやり方が書いてあるわけですが、自分には合わない点もあり、例えば「毎日やるほうが簡単」という部分。
私は、ブログを書くことについて、当初は毎日更新していたのですが、今はほぼ一日おきの更新となっています。
その一日おきというペースは必ず守るようにしています。
習慣を身につけるステップの項目すべてを、自分と合わせる必要はないと思います。
ともかく、習慣を完全に定着させることは不可能で、それをうまく続けていく工夫が必要なのだと思います。
一度ざっと読んで、ふと思い出した時に、もう一度自分が取り入れようと思う部分を読み返すのがいいんじゃないかと思います。
以上、 「佐々木典士さんの著書 ぼくたちは習慣で、できている。を読みました」でした。