こんにちは、ショウヘイです。
もうかれこれ30年以上前の子供の頃、よく駄菓子屋に行って遊んでいました。
くじを引いたり、ゲームをしたり。
時代なのか、気がつけば、自分が行っていた近所の駄菓子屋はすべて消えていました。
町の駄菓子屋。
小学生の頃、自分の行動範囲内に3軒くらいの駄菓子屋がありました。
その駄菓子屋をはしごして、遊んでいました。
駄菓子屋には、駄菓子があったわけですが、目的はお菓子を食べたいというんじゃなくて、それ以外の部分。
駄菓子のくじがあり、くじで当たりを出すと、豪華な駄菓子がもらえたり。
ガムのくじは、ガムの色によって、店内の買い物ができる権利がもらえたり。
たとえば、ピンク色のガムが出たら、店内で百円分の買い物ができる、とか。
屋外には、パチンコのようなゲームがあり、うまくゴールすると、その店で使える金券がもらえたりしました。
パチンコのようなゲームは、攻略法みたいなものがあり、そのパチンコのようなゲームの機体を傾けると、当たりやすくなるとかありました。(良い子は真似しちゃダメです)
当時は、近所ではメンコのブームでもあったので、メンコも売っていました。
確か、そのメンコにはガンダムの絵が書いてありましたが、当時は権利がウヤムヤだったと思うので、おそらくそのメンコ製造業者は勝手にガンダムの絵を使っていたんだと思います。
というのも、あんまりガンダムの絵がうまくなかったので。
また、型落ちのビデオゲームがあって、誰かがやっている、そのプレイを私は楽しく見ていました。
覚えている範囲でいうと、当時のビデオゲームは、namcoのボスコニアンやディグダグ、ジャンプバグとかで、1プレイ30円とかだった気がします。
Jump Bug ジャンプバグ ワーゲンの不思議な冒険への旅
ジャンプバグの、横スクロールアクションは、子供の頃の私としては、雷に打たれたぐらいの衝撃を受け、熱狂しました。(オーバーかも)
我慢と金銭感覚。
今思うと、駄菓子屋で、だいぶお金の使い方を学んだ気がします。
あと、我慢も。
私は、ビデオゲームは、ほとんどやりませんでした。
やりたい気持ちはありましたが、自分でやったことのないゲームだったから、どうせすぐにつぎ込んだお金は無駄になるんだろうし、ゲームをやったところで物が手元に残らないというのも、自分の中ではもったいない感じがして、それは控えました。
どちらかというと、くじ付きの駄菓子を買ったりしていましたね。
たとえハズレでも、手元に何かしらハズレ賞品が残るのでね。
子供ながらに、その稚拙なギャンブルにのめり込みました。
けど、限られた自分のお金を全部つぎ込むような、無謀なことはしていませんでした。
なるべく節約しながら楽しもうという工夫をして、駄菓子屋を楽しんでいたと思います。
誰か上手い人がやっている、ビデオゲームのプレイを見ているだけで、だいぶ自分の欲求は満たされていましたし。
今も、その金銭感覚が身についているような気がしないでもないです。
あの駄菓子屋は、もうない。
で、現在は、自分が遊んでいた駄菓子屋は一つもなくなりました。
一番足を運んでいたお店は、店主のおばちゃんが体調を崩して、早々に閉店。
別のお店も、おそらく店主が高齢だったため、閉店。
もう一軒は、ほかの店よりは少し長く続いていたようですが、気がついた時には閉店していました。
今は、近所に大型ショッピングセンターができたり、街の様相は一変しました。
駄菓子屋はあるところにはあると思いますが、自分の身近にはもう見当たらないわけです。
子供の頃に、駄菓子屋に行って遊んでいたことを思い出すと、お金の上手な使い方とか、我慢する術とか、良い経験ができたなとしみじみと思いますよ。
以上、「金銭感覚を身につけた、思い出の駄菓子屋」でした。