こんにちは、ショウヘイです。
健康診断を毎年受けています。
大腸がん検診を申し込んで、検便をしました。
最近は、検便の取り方が楽な気がします。
昔の検便は。
30年以上前、小学生の頃、検便を受けました。
その時は、確か、小指大の便を採取して、それを専用の小袋に入れて、学校に提出していました。
一人の量としては大したことはないとは思うのですが、これがクラス全員となると、相当な量。
今、考えると、なんとも気分が悪くなる思いです…。
今の検便は。
今の検便は、小指大の便を採取する必要はないです。
(もしかしたら、便の検査によっては小指大の便が必要なのかも)
爪楊枝みたいな採取の棒の先で、便の表面をなぞって、少し便をつけるだけ。
その便のついた爪楊枝みたいなのを専用のケースに差し込んで、終わり。
かっちりとケースに入れるので、臭いがすることはまずないし、なにしろ採取量が微量なのは素晴らしい。
医学の進歩は、めまぐるしいですね。
洋式便所での便の採取法。
うちのトイレは、洋式。
洋式は、便器に水が溜まっているんで、そのまま便をしてしまうと、便を採取しにくいです。
その検便の採取の器具と一緒に、便器の上に広げる専用の紙が入っています。
その紙は、溜まっている水の上に広げて、その上に便をすれば、採取しやすいというシロモノです。
その紙は、そのまま便と一緒に流すことができます。
これを駆使することで、容易に便を採取することができ、楽ちんです。
二日間に渡る採便、そして結果。
確度を高くするため、便は2日分取ります。
そして、それを提出。
その便の中にある微量な血液の有無を調べます。
いわゆる潜血検査です。
先日、検査結果は出まして、陰性でした。
つまり、私の便に血液は検出されなかった、みたいです。
検便は、回数を重ねること。
以前に、NHKのためしてガッテンで、検便について紹介されていました。
検便で陽性、つまり血液が検出された場合などに、大腸内視鏡などの検査が保険適用となるため、言わば最初の入り口となる検査です。
検便を1回受けたときの、がん発見率は、実は45%。
採取した便に、がん組織からの出血が付着しているかどうかを調べる検査なので、どうしても運任せとなり、百発百中とはいかないのです。
では、しなくてもよいかというと、もちろんそうではありません。
受ける回数を増やせば増やすほど、がんの発見率は高くなり、2日分の便を提出する検査を3回受ければ、がん発見率は実に97%。
毎年こつこつと検便をこまめに受けることで、理論上、がん発見率は限りなく100%に近づいていきます。
…検便を受ける回数は、重ねれば重ねるほど、正確性が高くなっていくわけです。
毎年、検便を受けることが大事なわけです。
ということで、来年も検便受けるぞー。
以上、「大腸がん検診を申し込んで、検便をしました」でした。