2017年6月17日。
今日は、栄に来た。
名古屋の栄にあるカフェベローチェで、アメリカンを飲んでいる。
この栄にあるカフェベローチェの正式名称は、「カフェベローチェ栄四丁目広小路通店」らしい。
このカフェベローチェは、名古屋にはここ一店舗しかない。
なのに、ご丁寧に、栄四丁目広小路通店という長い長い店名だ。
名古屋栄店とかで、いいんじゃないだろうか。
名古屋栄の別の場所に店舗を作るつもりなら、詳細な店名でいいんだけど、私は名古屋のカフェベローチェはずっとここしかないという記憶だし、ほかに出来たという話も聞かない。
名古屋駅前とか、ビジネス街の伏見あたりに、カフェベローチェがあれば、そこそこ流行るんじゃないだろうか。
コーヒーは1杯200円。
ドトールコーヒーはコーヒー1杯220円なので、より安い。
わずか20円の差だけど、サラリーマンにとってはこの差は案外大きい気がする。
お昼に少し寄って、コーヒー飲むなら200円とキリの良い方が入りやすいような気もする。
カフェベローチェはコーヒー1杯の安さのメリットはあるし、店内の落ち着いた雰囲気は、ほかのコーヒーショップと遜色ないと思う。
私はコーヒーの違いのわかる男じゃないけれど、味もそんなに差がない気がする。
とか、カフェベローチェの経営とかを、なんとなく考えてた。
まあ、いいんだけど。
いつも栄に来ている私は、だいたいドトールコーヒーに行くんだけど、今日はカフェベローチェに来た。
で、アメリカン飲んでる。
アメリカンも200円。
安さにつられてやって来ました。
アメリカンを飲みながら、アツミサオリの「青い空が見えない」を聞いてた。
名曲だ。
しかし、世間にはあまり知られていない。
ちょっと前、徳永英明とかが、カバーアルバムを出したりして、カバーブームがあって、今もその流れがある。
カバーで歌われる曲は、だいたいメジャーな曲。
カバーで歌われる曲で、あまり世間に知られていない曲のカバーアルバムを出してる歌手って、いないんじゃないだろうか。
(いたら、ごめんなさい)
調べてはいないけど、アツミサオリ「青い空が見えない」をカバーしてる歌手は、たぶんいないだろうな。
もし「青い空が見えない」をカバーしてカバーアルバムに収録していたら、その歌手のセンスに共感して、その歌手のことが好きになりそうだ。
たまに、そんなことを考えたりする。
隠れた名曲だけに、自分の中で、あんまり人に教えたくないという逆のベクトルが機能することがある。
自分でも辟易するような気持ち。
矛盾しているから。
人に知ってほしいのか、知られたくないのか。
そのどっちつかずな気持ちが、自分でもよくわからない。
別に自分だけで楽しもうと思ってるわけじゃないんだけど。
広く広く知られすぎちゃうと、それはそれでなんだかなあ~と思ってしまう。
メジャーでポピュラーな物事より、マイナーでニッチな物事に気が行くのは、なんなんだろう。
(私だけかもしれないけど)
メジャーなものって、自分から近づかなくても、だいたいそこにある。
マイナーなものは、自分から触りに行かないと、触れないというのがある。
だから、メジャーなものにあんまり気を払う必要はなくて、だいたい普通にそこにあり続けるから、それを見たり触ったりしても、あんまり心の上下が起こらない。
しかし、マイナーなものは、いつも気がかりだから、ついついそれに近づいていく必要が出てくる。
その存在を確かめないと不安だからだ。
もちろん、マイナーといっても、なんでもいい訳じゃない。
自分の気持ちが動かされた、平たくいえば、自分の好きなマイナーなことに限られる。
と、ここまで書いてきたけど、実は自分の答えはなかったりする。
結局、自分が好きなものが、単にマイナーなだけなのかもしれないし。
また、メジャーなものも好きなものは、たくさんあるし。
良いものは良いんだよね。
以上、「土曜の朝、栄のカフェベローチェにて。マイナーだけど、素晴らしい」でした。
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